今まで格安SIMを使ったことがないので、安心できる会社の格安SIMを使いたいと思っている方や契約をする前に一度試してみたいと思う方ならIIJmioのSIMがおすすめです。
もちろん名前を初めて聞く方もいると思うので、IIJmioのSIMについて料金と申し込みの際に注意すべて点についてわかりやすくまとめました。
目次
IIJmioとは?
日本で20年以上通信事業を行っているIIJという通信会社が提供する格安SIM「IIJmio」.
DMMモバイルやAEONモバイルなど他社のSIMカード事業に対して技術的な支援を行うIIJmioから公開された2016年9月日本国内SIM市場実績によればIIJmioのSIMカードが個人向けのSIMカードに対して占有率が1位だったということが分かります。
ドコモの回線とauの回線をすべて利用できるIIJmioは、日本の格安SIM市場の代表的なSIMカードと言っても過言ではないです。
これからIIJmioのサービスについて詳しく説明していきます。
IIJmioで申し込み可能なSIMの種類
IIJmioが提供しているSIMカードの種類には、インターネットのみ使用可能なデータ専用SIMカードとSMS機能が追加されたデータSIMカード、通話とインターネットが両方に可能な電話SIMカード、さらに料金を前払いで決済をしてからインターネットを使用するプリペイドSIMカードがあります。
この4つのSIMカードはそれぞれ何が違うのかその特徴について解説します。
データ専用SIMカード
インターネットのみ使用可能なデータ専用SIMカードは、マートフォンとタブレットを両方お持ちの方がWi-Fiなしでタブレットを使うために契約される方が多いです。そして残ったデータ通信量は次の月に移行されるので、月別データ通信量が無駄になることがないのと月額費用が他と比べて安いのがメリットです。
ただし、電話番号での各種認証ができないため、LINEやカカオトークが使えません。
データSIMカード(SMS機能追加)
SMS機能が追加されたデータSIMカードは、電話番号認証も可能ですし、セルスタンバイ問題を防ぐことができるので、バッテリー消費量を減らすことができます。
データ専用SIMカードを使用すると携帯の画面上圏外と表示されます。そうすると形態は自動でサービス地域を探すために検索を続けてしまいます。その結果、携帯のバッテリー消費が激しくなり、機体が発熱しますが、こういう問題の事をセルステンバイと言います。
通話アプリだけではなく、Facebookのアカウント認証などを使われる方なら、月額が140円高いけどデータ専用SIMカードより、SMS機能が追加されたデータSIMカードを契約することをおすすめします。
電話SIMカード
IIJmio電話専用アプリ「みおふぉん」を使用すれば電話料が50%値引きされるSIMカードが通話SIMカードです。携帯にSIMカードを入れて連絡をすることが目的である方なら電話SIMカードを推奨します。
一般的に格安SIM業者が提供する電話SIMカードのほとんどはIP電話を使いますが、IIJmioの電話専用アプリは電話回線を使うため、タイムラグや通話が切れて聞こえることがないのが特徴です。
そして電話料金も50%値引きされるので、普通30秒ごとに20円ですが、IIJmio電話専用アプリを使うと30秒ごとに10円という激安な料金で通話が可能になります。
プリペイドSIMカード
他のSIMカードとは違って契約の手続きが必要ないプリペイドSIMカードは先払いで決められたデータ量だけ使う手頃なSIMカードです。
店舗に訪問して3,791円(税金)で購入ができて、約3分が過ぎるとすぐ使えるし毎月データ使用量が決められている他のSIMカードとは違ってプリペイドSIMカードは3カ月間3カ月間2GBまで使用可能です。もちろん使ってみてデータ量を追加することも、月額料金形態に変えることも可能です。
ただしデータ量を追加してからアップグレードしたい場合は、4カ月以内にしなきゃいけないというルールがあります。そして追加したデータは4カ月以内に使わないと消えてしまうという部分も参考にしてください。
IIJmioのSIMカードの種類別大手キャリアのプラン紹介
ここからはIIJmioのプラン別SIMカードの利用料金について紹介します。
IIJmioで契約が可能な大手キャリアはドコモ(タイプD)とau(タイプA)があり、それぞれ料金が違うので細かく確認していきましょう。
プラン名 | データ専用SIMカード | データSIMカード(SMS機能追加) | 電話SIMカード | |
---|---|---|---|---|
タイプD+A | タイプD | タイプA | タイプD+A | |
ミニマムスタートプラン | 900円 | 1,040円 | 900円 | 1,600円 |
ライトスタートプラン | 1,520円 | 1,660円 | 1,520円 | 2,220円 |
ファミリーシェアプラン | 2,560円 | 2,700円 | 2,560円 | 2,660円 |
※上記の料金はSIMカード1枚ごとの月額請求料金になります。
※表記されたすべての金額には税金が含まれていないです。
※プラン紹介金額はキャンペンーンが適用されてない金額です。
追加オプション紹介
電話SIMカードを使う予定の方に限っておすすめオプションを紹介します。
まず、無制限通話オプションです。
このオプションは、2つの種類があり、他人と3分、家族とは10分間無制限通話が可能な月600円のオプションと他人とは10分、家族とは30分間無制限通話ができる月830円のオプションがあります。
電話を使う方ならこのオプションを追加した方が月額電話料金を減らすのに役立つでしょう。
また「みおふぉん」を使って電話をかける際に家族とならファミリー割引が適用され、30秒ごと8円で電話通話が可能だということもお忘れなく!
※ちなみに家族との通話というのはMioID同じ相手の事を意味し、SIMカードを契約する際に家族として契約をする必要があります。
申し込みの前に注意点について
Life Zipangで紹介しているすべてのサービスに関しては、申し込む前に知っておくべき内容を紹介しています。それはIIJmioのSIMカードも同じですので、必ず下記の内容を確認してから申し込むされることを推奨します。
タイプAを契約した場合、一部のau機種では使用不可
タイプAは、au VoLTEに対応していない一部機種では使用することができません。
au VoLTEは高音質で通信の遅延が起きにくい通信方法の一つです。この通信方法に対応してる機種は、対応いない機種(3G)に比べて周波数の範囲が広いです。
そしてタイプAは3G回線に対応してないため、タイプAで契約をしたいなら必ず事前に本人が使われる機種の確認が必要となります。
au VoLTE対応機種を確認する
3日間の速度制限基準が366MB
高速通信を実装するため、データ通信量をすべて使った場合速度制限がかかるのはポケットWi-Fiや他のSIMカードを使ったことある方なら既に知っている情報ですが、IIJmioの場合その制限がかなり厳しいです。
IIJmioでは、3日間 366MB以上使うと最大通信速度が200Kbpsに制限されてしまいます。そのため、インターネットを多く使われる方は、Wi-fiと一緒に使われるのをおすすめします。